既存住宅の検査内容について
資格(既存住宅状況調査技術者)を持ったエキスパートの検査員が、チェックシートをベースに各検査項目内容をチェックします。検査員のチェックシートを元に本部にて適合・不適合の判定の上検査内容の写真付きの報告書を依頼主様にお渡しします。
![](https://www.jhqc-kensa110.com/2023/wp/wp-content/uploads/2023/09/7.png)
【建物外部検査】
・ 外壁材の劣化状況の確認
・ 外壁材目地の劣化状況の確認
・ 開口部周囲の目地劣化状況の確認
・ 貫通部廻りの劣化状況の確認
・ 屋根、軒天材等の劣化状況の確認
・ 屋根、軒天の雨漏れ状況の確認
・ 基礎の劣化状況の確認
・ 基礎、RC壁の耐震検査
(鉄筋探査、シュミットハンマー等)
現在の既存住宅の劣化状況を確認します
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【建物内部検査】
・ 内部仕上材の劣化状況の確認
・ 床、壁、天井、小屋裏からの雨漏れ状況の
確認
・ 床下や小屋裏の劣化状況の確認
・ 床、壁の傾斜の確認
現在の既存住宅の劣化状況を確認します
![](https://www.jhqc-kensa110.com/2023/wp/wp-content/uploads/2023/09/9.png)
【オプション検査①】
・ 設備配管の赤水、水漏れ状況の確認
・ 外部汚水桝、水道メーター状況の確認
・ 設備機器の作動確認①
(キッチン・トイレ・洗面・浴室等)
・ 設備機器の作動確認②
(給排水・電気設備・ガス設備等)
(レンジフード・エアコン等)
現在の既存住宅の劣化状況を確認します
長期優良住宅の定期点検業務の義務化について
● 長期優良住宅では、定期点検と調査・修繕・改良が義務化です。(維持保全計画書に基づいて検査します)
(計画書に基づいた点検をしないと認定の取り消しや罰金に処せられることもあります。)
● 定期点検や調査・修繕・改良を行う期間は、30年以上、点検の間隔は10年以内です。
(一般的には、一般的には点検時期を2年、5年、10年、15年……としている場合が多いです。)
尚、調査・検査料金については当社にお問い合わせください。
● 主な点検項目は、基礎、床下、天井裏、外壁、屋根、窓、給排水管 等です。
![](https://www.jhqc-kensa110.com/2023/wp/wp-content/uploads/2023/09/既存調査-維持保存.png)
引用元:一般社団法人 住宅性能評価・表示協会HP パンフレット(外部リンク)
長期優良住宅認定制度の技術基準の概要について[新築戸建(木造軸組)版]〔令和4年3月発行〕18ページ
既存住宅かし保険(個人間売買)について
既存住宅個人間売買かし保険とは
引き渡しを受けた後で、既存住宅にかし(欠陥)が見つかった場合、その補修費用等を確保するために検査事業者が加入する保険です。万が一、買主に損害が生じた場合、検査事業者が保険契約に基づき補修等をする責任を負います。
この保険は、既存住宅の検査と保証がセットになった保険制度になりますので、加入にあたっては検査事業者による所定の検査基準に合格する必要があります。(新耐震基準等に適合することが確認できる住宅に限ります)
保険活用のメリット
個人間の既存住宅売買の契約に際し、かし担保責任について「引渡後1~3ヶ月」や「かし担保責任を負わない(現状有姿)」とすることがありますが、検査を受けて保険に加入することで既存住宅の品質に「安心・保証」という付加価値をつけることができます。
売主様のメリット
①かし担保責任からの解放
②築年数が古い物件でも、住宅診断を受けているため安心して売却ができます。
買主様のメリット
①住宅診断を受けている物件のため、瑕疵の不安が大幅に解消される
②最長で5年の保証が受けられる